Q1 激安チラシの「システムキッチン特価60%OFF！」や「水廻り3点セット今なら○○万円！」のパッケージ商品は、価格明確とうたっているけど本当に表示価格でできるの？
「家の状況により追加費用が発生する場合があります。」や「別途諸経費が必要になります。」など、実は、広告に小さく書いてある場合がほとんどです。
現場調査なしにお見積はできないので、表示価格は、目安でしかありません。
また、安価な製品を特別安くなったかのようにチラシを配布して、反響を得てから高額な製品を押し付け、執拗に契約を迫るケースも少なくありません。
Q2 全面改装パック坪○○万円の定額制って本当に安いの？
本来、住宅は個々に建築工法や建築時期、仕上げ材などに違いがあり、全面改装パックで使用する製品は同じであっても、工事費が違うはずです。当然、現場調査をしなければ工事費は分かりません。
個々に違うはずの現況に、損しない程度利益を上乗せしているので、実は安くはないのです。
また、基本プランを最低限の改装で安くみせて、効果なオプションで契約金額を引き上げる場合もあります。
Q3 大手企業ならば安心なの？
「何事も大手に任せておけば間違いない」と考えている方はたくさんいらっしゃると思います。 確かに食品や家電、衣料品は、大手企業の信頼性は非常に高いものがありますが、大手企業＝良いリフォーム会社というわけではありません。
現在のリフォーム業界は、ハウスメーカーや不動産会社、ゼネコン、更には異業種を含めて数多く参入しています。 しかし、その内情は、ブローカー的な業務しかしていないところがほとんどです。
つまり、大手企業はブランド力を全面に出して注文を取り、実際の仕事は下請けの工事店に丸投げしてしまう場合が多いようです。 これでは大手に頼んだ意味がありませんし、当然、余計な経費がかかるため価格は高くなります。
多数の人件費や大型店舗維持費、ＴＶ広告、各種立派なカタログ、雑誌掲載などの莫大な経費は、当然お客様の負担になっています。 もちろん、大手リフォーム会社には、しっかりとした体制を整えて真剣に取り組む良いリフォーム会社はたくさんあります。
ただ、大手企業だからといって安易に任せ切りにせず、しっかりと見極める必要があります。「高いことがブランド」とお考えの方は別ですが・・・。
Q4 店舗の多いリフォーム会社は信用してだいじょうぶ？
比較的規模の大きいリフォーム会社の中には、営業所をたくさん出しているところがあります。
営業所を出す場合には、その営業所自体、一つのリフォーム会社として独立できるくらいのノウハウが必要になります。中でも「人」の部分は重要で、営業所の責任者になるような人は、まさにリフォーム会社を経営できるくらいの知識と経験が必要になります。
当然、それ相応の人材を育てるには時間もかかります。ですから、人の成長を待った上で着実に２店舗目、３店舗目と拡大させているような会社であれば、信用できる多店舗展開型のリフォーム会社といえます。
「地域密着型」という看板を掲げて安易な多店舗展開を図るリフォーム会社が急増していいます。営業年数が短いにも関わらず、たくさんの営業所展開をしているリフォーム会社は、まず気をつけましょう。
